数年前まで日本に住んでいた人気デザイナー、オルガ・ブラヤ=ケフェリアン。出会った頃から「Brooklyn Tweedのコレクションをデザインしている」と話してくれていたのを覚えています。どうなったのかな、と思っていたら、数年越しでついに書籍としてリリースされました。
BTがまだニューヨークに拠点を置いていた去年の夏に撮影されたので、ニューヨークの街角の素敵な写真も満載、プチ旅行気分も味わえます。そんな都会な雰囲気とオルガのデザインがマッチして、素晴らしいコレクションに。
この本の写真は先日のリトリートの際、Jaredが私たちにこっそり見せてくれたのですが、どの作品も完成度が高く、おしゃれなのに驚きました。素朴なツイード糸であるSHELTERやLOFTでこんなに洗練されたウェアや小物ができるとは!編みたいものがいくつもあって、悩みます。
メリのお気に入り、その1。Tatara。仕事中指先が寒いこの頃、おしゃれな指なしミトンが気になります。ロングタイプなのも良し。それに、編み方が面白いのです!引き返しでヒダを編んでいって、着用するとモコモコな立体感が。これは温かそう。
お気に入り、その2。Jujika。文字通り十字架から。これ大好き!1列だけ別な色にしても可愛い〜。いろいろな色の組み合わせをイメージすると楽しいですよね。紺と黄色(Old WorldとBale)やグレーと黄緑(SootとSap)なども可愛い。カウルはいくつあっても重宝するもの、編みたいです。
お気に入り、その3。テトラポッド。日本の河岸や海辺にある、あれをモチーフに。そんな着想がオルガっぽくて気に入っています。青(Almanac)にすると涼しげだし、グリーン(Button Jar)やぱっきりとした赤(Cinnabar)など、はっきりした色で編むと素敵かな。もちろん、Snowboundのような白っぽい色でも。
ウェアもどれも素敵だけど、トップ3と言われたらやはり上記の小物たちですね。
モデルさんが東欧美人っぽくって、ちょっとオルガを思わせるのも気に入っています。ずっと印刷の本を出したいと言っていたオルガ、良かったねーと心から嬉しくも思う。
皆さんの編み物本コレクションにぜひ加えてあげてくださいね。
SHELTERとLOFT、入荷しました。SHELTERでは人気のFossilやOld World、LOFTではWoodsmokeなどが。お買い物はこちらからどうぞ。